本キリスト伝来と奴隷貿易、そして天正遣欧使節が関わっております。ある資料に『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨ一ロッパ各地で50万という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。』1540年代から日本の女性は奴隷として世界中に散らばったと書かれており。アメリカGHQに消されたと言われている事実を紐解きたいと思い約1年かけて本作品になりました。
◇作品内容◇
長崎の街に平和に暮らす家族が騙され、借金のかたに娘(アケミ)を女中奉公に出す事になった。しかし、奉公先で大村藩と商人の罠にはまり、奴隷としてポルトガル商人に売られてしまう。天正遣欧使節の船に奴隷として乗るアケミはポルトガル商人に屈辱を受けるが、修道女(レジーナ亜矢)と天正遣欧使節の一員(ロヨラ)に救われる。そして、ロヨラと恋に落ちるが、ロヨラとポルトガル商人の争いに巻き込まれ、アケミはポルトガル商人を殺してしまう。ロヨラは罪を被って船を去り、アケミはポルトガルを目指して船は出る。